【診療情報管理士とは?】業務内容を紹介します!

仕事

診療情報管理士て何??医療事務とは何が違うの??

ん~。よくその質問されるな~。よし、解説しましょう!

ということで、あまり聞きなれない資格診療情報管理士とは何かを解説していきます。

 

診療情報管理士とは?

業務内容

1.カルテの物理的な管理内容の精査を行う「物の管理
2.診療情報(主に診断名)をWHOが定める英数字で符号化してデータベース化していつでも必要な情報を取り出せるようにする「情報の管理
3.「2.」で構築されたデータベースから必要な情報を抽出・加工・分析する「情報の活用

施設によって異なるとは思いますが、上の3つがメインとなります。

それでは詳しく説明していきます

物の管理

・医師の書いたカルテの内容が間違っていないかを確認します

→「左右の間違い」「手術日の間違い」「紹介先・紹介元の記載間違い」等を確認して医師に訂正してもらう督促をします。

・書類の確認

→「同意書の記載漏れはないか」「患者さんのサインはあるか」等の確認もしています。

ここは漏れがあると後々大変なことになるので重点的にチェックを行います。

情報の管理

情報の管理が診療情報管理士のメイン業務でコーディングと呼ばれています。

コーディングとは
病名をWHOが定める世界共通のルールに沿ってコード(アルファベットと数字の組み合わせ)に変換するものです。 

例えば肺癌ならC349というコードで表されます。

ただ、4桁目に9が多いとデータを国に提出した時に適当だ!と思われます。

なぜかというと、基本的に末尾1~8が病気ができた場所や原因菌など、9というのは詳しい場所がわからない、詳細不明という意味だからです。

なので肺癌で例えると、カルテを見て癌ができた場所を調べて詳しい場所をコードする能力が求められます。ちなみに肺の上のほうに癌が出来ていればC341(上葉肺癌)となります。

実務者はなるべく末尾9を付けないよう心掛けて業務を行っています。

情報の管理

情報の活用は情報の管理で入力したデータを基に研究に役立てたりします。

医師から1年間のがん患者のデータを出してほしいなどの要望も多々あり、正確なデータを渡す為には情報の管理で説明したコーディングをしっかり行う必要があります。

コーディングがしっかり出来ていれば、適切な管理を行うことができます。

診療情報管理士になるには

診療情報管理士の受験資格を得るためには、一般社団法人日本病院会が指定する大学、専門学校で3年以上、指定の学位を修得した後、認定試験に合格すると、診療情報管理士として認定されます。学生以外の方は、一般社団法人日本病院会が主催する診療情報管理士通信教育を2年間受講すると、認定試験の受験資格が得られます。

診療情報管理士に向いてる人は?

・扱う情報が個人情報なので、個人情報の大切さを理解して慎重に扱うことができる人。

・医師や看護師から電話も多いのでコミュニケーションをしっかりとれる人。

・1日の大半の時間カルテを見ているので集中力がある人。

・医師の診療内容の確認も行うので専門的な医療知識は不可欠です。

最後に:診療情報管理士は縁の下の力持ち

恐らくこの記事で診療情報管理士の存在を知る方が大半だと思います。

表舞台には立ちませんが裏で支えている縁の下の力持ちが病院の中にはいることを知っていただけたら幸いです。

これから受験される方のためにオススメの勉強法も記載したので、受験生の方は是非ご覧ください。
【試験対策】診療情報管理士の試験勉強方法を紹介

↓「病気がみえる」は受験時も働いてからも役に立つ本だと感じたので紹介しておきます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。